藤崎圭一郎のブログ。「デザインと言葉の関係」を考えます。

by cabanon
 
プロジェット勉強会 『スモール・イズ・ビューティフル』再考
定員に達しましたので、申し込み受付を終了します。

3/31(水)19時〜、第2回のプロジェット勉強会を赤羽橋のFLOS SPACEで開催します。今回のテーマはE.F.シューマッハー著『スモール・イズ・ビューティフル』について。40年近く前に書かれた本の現代的な意義を語り合います。概要と申し込み方法は、下をお読みください。シューマッハーの提言を通して、21世紀の社会とものづくりのあり方を考える勉強会にしていきます。ぜひご参加ください。
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第2回プロジェット勉強会
『スモール・イズ・ビューティフル』再考
──いま問い直すE.F.シューマッハーの提言──

【企画趣旨】
必読書といわれるものには「一度は読んでおくべき本」と「何度も読むべき本」があります。1973年E.F.シューマッハーが著した『スモール・イズ・ビューティフル』は、自然資源を使い果たす社会への警鐘と、「人間の顔が見える」新しい経済のあり方を提言した本です。発刊直後オイルショックがあったことから予言の書として、ベストセラーとなり、いまも環境問題やサステナビリティを考える人たちに読み継がれる「現代の古典」です。

シューマッハーは、技術、ものづくり、企業、社会システムのあり方について、数多くの示唆に富む提言をしています。しかし、いまだ私たちは「シューマッハーの宿題」をやり残したままにしています。
小規模の技術、非暴力な技術、人間の顔を持った技術を開発することによって、賃金のためだけに働き、余暇時間の楽しみにはかない期待をかけるのでなく、楽しみながら働くことができるようにすることである。
(同書28頁。講談社学術文庫)

今回の勉強会では、イギリスにあるシューマッハーカレッジを修了した星野敬子氏をお迎えします。同校は全寮制少人数教育で、星野さんは日本人では数少ない同校修了生です。学校での体験を中心に、現在に息づくシューマッハーの思想を語っていただきます。
勉強会冒頭では、井上岳一氏(日本総研)による『スモール・イズ・ビューティフル』の概要プレゼンがあります。未読の方も一緒に考えられるトークセッションを行います。

【日時】2010年3月31日(水)19:00〜21:00(開場18:30)
【会場】FLOS SPACE 東京都港区東麻布1-23-5 PMCビル8階(日本フロス)
【参加費】1,500円
【定員】50名。予約制。
【申し込み/問い合わせ】本ブログの右上のProfile欄内「mail」をクリックしてメールでお申し込み下さい。件名には「勉強会参加希望」と書いて、参加希望者の氏名をお知らせ下さい。
*上記の方法でメールがうまく送信できない場合は fujisaki★m05.itscom.net (★印を@に置き換えて)宛にお願いします。

【進行】
イントロダクション:「なぜいま『スモール・イズ・ビューティフル』なのか?」井上岳一(30分)
トーク:「シューマッハーカレッジで学んだことと、その後」 星野敬子(50分) 
トークセッション:「スマートスモールという視点からシューマッハーを読み返す」進行:藤崎圭一郎 登壇者:井上岳一、星野敬子(40分)

【講演者のプロフィール】
井上岳一(Takekazu INOUE)
日本総研主任研究員。1969年生まれ。東京大学農学部、イェール大学大学院卒(経済学修士)。林野庁を経て、2001年カッシーナ・インターデコールジャパン(現カッシーナ・イクスシー)入社、事業開発担当マネジャーを経て、イタリアの生活雑貨ALESSIのブランドマネジャーに。2003年日本総合研究所入社。ブランドづくりを中心に、ベンチャー企業から大企業までを経営コンサルティングに従事。著書に『地球温暖化で伸びるビジネス』(共著)など。

星野敬子(Keiko HOSHINO)
東京薬科大学生命科学部卒。英国シューマッハーカレッジ・ホリスティックサイエンス修士課程修了。2006年 イーズ / チェンジ・エージェント入社後、環境・持続可能性に関するコミュニケーション業務に携わる。書籍『つながりを取りもどす時代へ』企画・編集。2010年独立。現在、絵本・教材、つながりのデザインについて研究活動中。

藤崎圭一郎(Keiichiro FUJISAKI)
デザインジャーナリスト。1963年生まれ。1990〜92年『デザインの現場』編集長を務める。1993年より独立。雑誌や新聞にデザイン、建築の記事を執筆。著書に広告デザイン会社DRAFTの活動をまとめた『デザインするな』。法政大学、金沢美術工芸大学、桑沢デザイン研究所非常勤講師。4月より東京藝術大学美術学部デザイン科准教授。

【企画協力】
日本フロス、立川裕大(t.c.k.w)
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【アクセス】
FLOS SPACE 東京都港区東麻布1-23-5 PMCビル8階(日本フロス)
大江戸線 赤羽橋駅より徒歩3分。(ビルは桜田通りに面しています)
GoogleMapはこちら。

【プロジェット勉強会の名前の由来】
プロジェット(Projetto)とはイタリア語で「デザイン」。イタリアで「デザイン」という言葉が広く使われるようになったのは1980年代以降といわれます。その前まではデザインをプロジェット、デザイナーをプロジェッティスタと呼んでいました。プロジェット(Projetto)とは英語のProject(プロジェクト)。原義としては、「pro」(前へ)「ject」(投げかける)という意味合いがあります。第1回の勉強会は「田代かおるさんが読み解くエンツォ・マーリのデザイン思想」を2010年1月28日にFLOS SPACEで行いました。
text & photo by Keiichiro Fujisaki

by cabanon | 2010-03-16 17:16 | Comments(1)
Commented by 新井信昭 at 2010-03-29 11:48 x
3月26日の港区デザイン資源活用シンポジウムでお会いしました。第2回のプロジェット勉強会酸化が締め切られたことを知り残念に思います。次回に期待します。雑誌原稿書き方全111条は、たいへん勉強になります。参考にさせていただきます。

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Profile
藤崎圭一郎
Keiichiro Fujisaki
デザイン評論家。編集者。1963年生まれ。1990〜92年『デザインの現場』編集長を務める。1993年より独立。雑誌や新聞にデザイン、建築に関する記事を執筆。東京藝術大学美術学部デザイン科教授。

ライフワークは「デザインを言葉でいかに表現するか」「メディアプロトタイピング」「創造的覚醒」

著書に広告デザイン会社DRAFTの活動をまとめた『デザインするな』

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