藤崎圭一郎のブログ。「デザインと言葉の関係」を考えます。

by cabanon
 
依存マップ
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本日藝大のデザイン概説で使った「依存マップ」を公開します。
画像をクリックすると拡大します。

昨日iMindMapをダウンロードして、講義直前までせっせと作ったものです。改変・加筆予定なのβ版。今日の講義は途中で話が終わってしまいました。来週続きを話します。

依存は自立/自律の前提。適度な依存はネガティブでない。人は水とも太陽光とも「共生」しているのでなく「依存」している。20世紀の社会は石油依存&経済成長依存を深めすぎ、ネガティブな意味での依存症状態になっている。企業は消費者をぎりぎりの依存症状態にすることをニーズと呼ぶ。

依存は拡張の前提でもある。身体やネットの適度の依存は人の能力を拡張させる。拡張された身体と知性の複合体(complex)から創発的な現象は起こりうるか。個は創発に対してどのようなスタンスであるべきか。「つくる」ということに主体的でいられる規模とは? そんな話をするためのマップです。芸術がひっくり返っているのもミソなのです。
text & photo by Keiichiro Fujisaki

by cabanon | 2010-05-21 19:41 | お気に入りの過去記事 | Comments(1)
Commented by はるこ at 2010-11-09 13:18 x
はじめまして、はることいいます。
偶然に伺ってちょっとくぎ付けに、、。
私はミュンヘンに住んで、もう30年以上になりますが、中身の濃い考えさせられる内容で、じっくり読みました。
楽しいでした、そしてたくさんの目から鱗、、、も。
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藤崎圭一郎
Keiichiro Fujisaki
デザイン評論家。編集者。1963年生まれ。1990〜92年『デザインの現場』編集長を務める。1993年より独立。雑誌や新聞にデザイン、建築に関する記事を執筆。東京藝術大学美術学部デザイン科教授。

ライフワークは「デザインを言葉でいかに表現するか」「メディアプロトタイピング」「創造的覚醒」

著書に広告デザイン会社DRAFTの活動をまとめた『デザインするな』

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