藤崎圭一郎のブログ。「デザインと言葉の関係」を考えます。

by cabanon
 
大森駅
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JR大森駅のホームの柱がずっと気になっていました。柱は林のごとく、小屋組みも独特の味があります。
昭和10年(1935年)のもののよう。「鉄」とありますが、柱の触った感じは鉄筋コンクリートのようでした。ずっと残してもらいたいものです。
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で、ここんとこ、えらく忙しいのですが、Zガンダムを友人とキネカ大森へ見に行きました。クワトロの存在感が薄かったのが残念。といってもこの映画、誰も映画としての完成度など求めていないでしょう。観る側と作る側との間に、変な共犯関係があります。忠臣蔵を見に行くようなものでしょうか(違うか)。TV版でさえ展開が早く背景がわかりづらい全50話を、映画3本でどうまとめるか、どこを「新訳」として変えたのか、それが気になる映画です。主役はつまり監督、富野御大。ま、今回は、3本目へのつなぎということで文句はいいません。
text & photo by Keiichiro Fujisaki

by cabanon | 2005-11-21 09:09 | Comments(3)
Commented by eikichi at 2005-11-21 22:19 x
アサビの永吉です。

先生のブログはいつも読んではいたのですが、今日は大森駅の話題が出たので思わず……>笑
私、3月まで大森に住んでました!(兄の家に居候)
ちなみに母の実家、兄夫婦の住まいは大森です。
大森はここ最近で駅周りは大分変わってきましたが、今だに下町の風情を感じれる場所が残っていますよね。
大森貝塚がビルの間にひっそりとたたずんでたり、商店街の100円ショップの前に老舗の呉服屋があったり、古今が混在しあう町という感じで大好きです。

余談ですが、うちのあにもガンダム世代で。
Zのアニメ版のビデオ、全部兄から借りてますが「シンデレラフォウ」から進んでません>笑
冬休みにゆっくり見たいです。
では長々とお邪魔しました。
Commented by cabanon at 2005-11-22 00:50
おお、永吉嬢、コメントありがとう。
大森は僕にとっても思い出深い街です。かつて叔母が住んでいて、小学校の時、よく行きました。当時僕は横浜に住んでいたのですが、初めて一人で電車に乗ったのも関内から大森まで。水色の電車にワクワクドキドキしながら乗ったのを今でも憶えてます。おっしゃるとおり、大森は古今の混在し具合がいいですよね。今でも西口を降りると、小学生のころの思い出が蘇る。あのへんからバス乗ってよなとか。叔母の家は川端龍子記念館の近くだったのです、数年前自転車で行ったらなんかとても懐かしかった。ただかつての叔母の家がどこだったかは家が建て替わっていて分からなかったのですが。

Zガンダムは、まずテレビ版をみてください。オトナは子どものままでDQNで、子どもは子どものままでさらにドキュンで、21世紀の現在の様相を予言しています。1stガンダムはオトナへの成長、ニュータイプへの覚醒を描いていたのに。Zでのニュータイプは狂気と隣り合わせの危なっかしい存在です。それが非常に予言的です。
Commented by eikichi at 2005-11-22 02:58 x
あ、先生も横浜だったんですか。
私も今(実家)は横浜なんですよ。大船寄りなので関内とっても近いです。意外と世間は狭いものですねぇ〜。
私も幼少の頃からよく祖母の家に行っていました。京浜東北線で50分くらいで着いちゃうのに、小さい頃は小旅行に感じていたものです……。

川端龍子記念館……は行ってないんです。
でも大森は芸術家や文豪が数多く暮らした土地ですから、結構色々記念館とかありますよね。駅前の天祖神社の脇の階段に文豪の顔が並んでたり。
大森に住んでる間に色々見ておけば良かったなぁ…。今度大森巡りでもしてみようと思います!
関係ないですが、有名人御用達の海苔の老舗、守半とかは行かれたことありますか?

Z、時間ができたらじっくり見ます!いっぱいドキュンを感じたいと思います>笑
>21世紀の現在の様相を予言
そういえば、昨日の講義で出てきた甲殻機動隊も、近しい未来を描いてると言ってましたよね。
日本のアニメって、ガンダムにしろエウ゛ァにしろ甲殻機動隊にしろ、世の中に対する皮肉みたいなものが込められてるなぁって感じます。子供向けじゃないと言うか……。

なんだか長くなってしまいました。ではこの辺でおやすみなさい。
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Profile
藤崎圭一郎
Keiichiro Fujisaki
デザイン評論家。編集者。1963年生まれ。1990〜92年『デザインの現場』編集長を務める。1993年より独立。雑誌や新聞にデザイン、建築に関する記事を執筆。東京藝術大学美術学部デザイン科教授。

ライフワークは「デザインを言葉でいかに表現するか」「メディアプロトタイピング」「創造的覚醒」

著書に広告デザイン会社DRAFTの活動をまとめた『デザインするな』

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