藤崎圭一郎のブログ。「デザインと言葉の関係」を考えます。

by cabanon
 
Real Whiteboard
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12月10日のトークの打ち合わせのために秋田道夫さんの事務所にうかがいました。事前にいただいたメールには「インパクトのあるアパートなのでカメラを持ってくることをおすすめします」と書かれていました。

代々木上原の木造の賃貸アパートです。「こんな空間でもデザインってできるんですよ」と秋田さん。デザインへの批評です、この空間自体が。ミースの椅子、アルバースの平面、バウハウスのポスターなどが配され、デザインへの愛も満ちています。
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秋田さんのウェブサイトのコラムWhiteboardの名の由来の大きなホワイトボードが壁に掛けられていました。かたちと言葉の生まれる場所です。アイデアを共有する場です。もとはテーブルの天板だとか。「消え残るのがいいだよね」と。
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マーケットでは、デザインは生まれては消え、生まれては消えを繰り返します。何十年も売られ続ける商品はごくごく僅かです。秋田さんちのホワイトボードは、そうしたデザインのサイクルのシンボルのように思えました。消えるけど消え残る。何かが残って次のアイデアにつながる。このボードはきっと秋田さん自身でしょう。デザイナーという仕事がうらやましくなる、そんな仕事場でした。
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トーク、面白くなりそうです。
text & photo by Keiichiro Fujisaki

by cabanon | 2005-11-29 21:54 | Comments(8)
Commented by pandemic at 2005-11-30 07:46
おはようございます。
12.10お伺いします。
どんなトークになるのか、こちらも今から楽しみです。
Commented by cabanon at 2005-11-30 10:01
こちらこそ宜しくです。打ち合わせといっても、当日何を話すかといったことはほとんど話しませんでした。出たとこ勝負。でも、きっとそのほうが面白い話にななるでしょう。秋田さんの、来ていただいた方の、目を見ながら話します。
Commented by makoto at 2005-12-01 00:26 x
藤崎様

ご無沙汰しております。
大変遅くなりましたが、僕も今日参加メールを送信し、見事受理されました。
おもしろいトークになりそうですし、何よりもお会いできることを楽しみにしております。

P.S.「door」僕も買いました。
会社でよく聞くやつばかりだったのですが、全然興味を持てませんでした。
だから、出たときは「あっ、これ僕のために出た♪」と、思わず勘違いしてしまうほど、ナイスタイミングの本ステキなでした。
やっぱり・・・ありがとうございました。
Commented by Rin at 2005-12-01 00:31 x
こんばんは。

とてもとても、お話、お聞きしに伺いたくて・・・、実はうずうずしております。
仕事の都合や交通費経済事情(苦笑)をクリアしてでも、こういうお話をお聞きできる機会は、逃したくない思いが強かったりします。
こんな時は本当に、やはり東京の方が貴重なお話を聞けるチャンスがたくさんあるなぁ・・・と、しみじみ思ってしまったりです。

(もしももしも行ける場合は、まだ参加応募可能なのでしょうか・・・。)
Commented by cabanon at 2005-12-01 18:35
>makotoさん
会場で声かけてくださいね。
「door」、楽しく仕事させてもらいました。ポーズした写真とか載っているので(自分からすすんでポーズしたけど)、こっ恥ずかしいのでこのブログでは触れずにいたのですが……。でも、H氏のシャワーシーンに自分の小ささを感じました。
>Rinさん
もう定員オーバーに近いらしいですが、まだ参加応募は、秋田さんのWhiteboardで受け付けてるそうです。リンクをたどってみてください。

Commented by makoto at 2005-12-01 23:22 x
もちろん、頑張ってナイススマイルでご挨拶に伺います。

僕、「door」みたいな程々に軽いのにマジメなほうがいいです(涙)
H氏のシャワーシーン、確かに、なんか、器が大きいです。
何の器かはわからないですが・・・。
でも、こういうことをできるって、やっぱりすごいですね。
Commented by Rin at 2005-12-03 15:33 x
昨晩、セミナーの件についてを、秋田氏へメールさせていただき、
もしもお伺いできる場合は参加させていただけるお返事を
いただけました。

こんなぎりぎりで、お伺いできるかできないかもわからない状態
でのお伺いメールは、少々恐縮でしたので、大阪の梅田ヨドバシ
で撮った写真なども添えてメール致しましたら、・・・意外な展開
となり、わたくしの記事でもちょっと事の成り行きを書き、
藤崎様のこちらのブログについても、触れさせていただきました。

(公の場に書くということに慎重派な上、早く書くだけの器量に
かける者にとっても、書くということでのスピード感にも驚いた
一件です。
藤崎様のイームズ展の記事もしかり・・・。

本当に、日々考えることの多い、ブログ運営です。)
Commented by cabanon at 2005-12-03 20:29
>Rinさん
「意外な展開」、Whiteboardで読みました。ネットって使い方を誤るとコワいけれど、いままででは考えられない「人と人とのつながり」が生まれますよね。ブログを始めて、つくづくそう思います。
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Profile
藤崎圭一郎
Keiichiro Fujisaki
デザイン評論家。編集者。1963年生まれ。1990〜92年『デザインの現場』編集長を務める。1993年より独立。雑誌や新聞にデザイン、建築に関する記事を執筆。東京藝術大学美術学部デザイン科教授。

ライフワークは「デザインを言葉でいかに表現するか」「メディアプロトタイピング」「創造的覚醒」

著書に広告デザイン会社DRAFTの活動をまとめた『デザインするな』

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