藤崎圭一郎のブログ。「デザインと言葉の関係」を考えます。

by cabanon
 
アノニマスデザイン特集
d0039955_013548.jpg宣伝です。『BRUTUS』 のアノニマスデザイン特集が発売中です。「アノニマス=作者不詳」のデザインといっても、現代の工業製品は、ほとんど誰かデザインした人がいるわけです。それを無理やり無名だとか無銘だと言って喜んでいるわけではありません。
今あえてアノニマスデザインの魅力を語ることに、どんな意義があるのか? 僕はアノニマスデザインの定義づけの原稿から、デザイナーがなぜアノニマスデザインを好むのかという考察、さらには画鋲や風呂敷、ディレクターズチェア、ソムリエナイフなのアノニマスデザインの名作話、そして、ドイツ取材のDDRデザイン発掘の旅など22ページ分、書いてます。
ちなみに、DDRを検索していたら、Dance Dance Revolutionの略でもあるらしい。知らなかった。今回のDDRとは旧東ドイツのことです。

僕の担当した以外のページも面白い。MoMAで開催された1934年のマシーンアート展の話、キューバのデザイン、フランスの囚人のデザインなどなど。有名デザイナーにアノニマスデザインを推薦してもらうという「おいおい結局『BRUTUS』はセレブ好きなんじゃん」とツッコミを入れたくなるページも、えっあの人がこのプロダクトで来たのかと、隅々まで読み込めます。川崎和男さんのセレクトに意表をつかれたり。ぜひ、ご覧下さい。


d0039955_015554.jpg
ヴィッテンべルク歴史の家の展示室。1980年代東ドイツの一般的家庭のキッチンを再現した部屋。
text & photo by Keiichiro Fujisaki

by cabanon | 2006-08-15 00:21 | Comments(2)
Commented by hiro at 2006-08-28 18:57 x
ドイツ映画の、「グッドバイ レーニン」って、日本で公開されました?まさに、こういう世界を苦労して再現するコメディタッチの映画です。
Commented by cabanon at 2006-08-30 11:49
DVDが出ています。Amazonで手に入ります。ドイツでは大ヒットしたようですね。
<< デザイナーズ・アノニマス スタイルとテイスト ver.2.0 >>


S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31
Profile
藤崎圭一郎
Keiichiro Fujisaki
デザイン評論家。編集者。1963年生まれ。1990〜92年『デザインの現場』編集長を務める。1993年より独立。雑誌や新聞にデザイン、建築に関する記事を執筆。東京藝術大学美術学部デザイン科教授。

ライフワークは「デザインを言葉でいかに表現するか」「メディアプロトタイピング」「創造的覚醒」

著書に広告デザイン会社DRAFTの活動をまとめた『デザインするな』

Twitterもやってます!

*当ブログの奥座敷
KoKo Annex

ライフログ
最新のコメント
以前の記事
カテゴリ
ブログジャンル
リンクについて
当サイトはリンクフリーです。
お気軽にリンクして下さい。

本ブログの記事と写真の
無断複写・転載を固く禁じます。




Copyright 2005-2016 Keiichiro Fujisaki All rights reserved
本ブログの記事と写真の無断複写・転載を固く禁じます。