藤崎圭一郎のブログ。「デザインと言葉の関係」を考えます。

by cabanon
 
おトクの演出
お得感を演出するなら、料金体系は複雑にしたほうがいい。

ヤな商売の仕方です。典型はケータイの料金体系。対面接客で「お客様こちらのプランの方がお得ですよ」と営業担当に言わせたほうが、たしかにお得感は増大します。けど、そうしたマッチポンプのようなお得感自作自演の商売はやめてもらいたいです。

僕がそう思ったのは、東京電力の太陽光・風力発電からの余剰電力の購入単価の表(PDFファイルです)を調べていてです。ていねいに解説してあるようで、ちっとも理解できない。ホントは買いたくないからでしょうか。
text & photo by Keiichiro Fujisaki

by cabanon | 2008-07-23 22:59 | Comments(4)
Commented by Yu at 2008-07-26 01:23 x
実際に買おう買おうとしている人が、
前もって調べているときに、複雑な料金体系を目の当たりにすると、
もう二度とそこの会社の商品に惹かれなくなりました…
Commented by RA at 2008-07-26 01:45 x
インフラとして考えた場合の電気を売る考えを、逆にしただけではないでしょうか?

Commented by cabanon at 2008-07-26 10:41
>Yuさん
携帯のキャリア、保険、ホテル、結婚式場……サービスや信用を売る業界に、なんとかプランとついている商品が多いような気がします。料金体系を複雑にすることが本当にサービスなのかって思います。他社製品との比較がわかりにくいほうがいいというビジネスがあるんですよね、きっと。
Commented by cabanon at 2008-07-26 10:49
>RAさん
あっそうか。そうですね。
でも僕にはやっぱりわかりにくい。電気料金の支払いについてちゃんと知識がないだけかもしれません。実際にシンプルな体系なのかもしれませんが、表がシンプルじゃないので、頭が理解することを拒絶してしまう。

でも、もし電力会社が関東に3社あったり、競争が認められていたら、電気料金とかも「なんとかプラン」「なんとか割」とか増えそうですね。

インフラの料金体系はシンプルなものが一番だと思います。
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Profile
藤崎圭一郎
Keiichiro Fujisaki
デザイン評論家。編集者。1963年生まれ。1990〜92年『デザインの現場』編集長を務める。1993年より独立。雑誌や新聞にデザイン、建築に関する記事を執筆。東京藝術大学美術学部デザイン科教授。

ライフワークは「デザインを言葉でいかに表現するか」「メディアプロトタイピング」「創造的覚醒」

著書に広告デザイン会社DRAFTの活動をまとめた『デザインするな』

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