藤崎圭一郎のブログ。「デザインと言葉の関係」を考えます。

by cabanon
 
激辛キーボード
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わが家のハバネロです。近所の花屋に鉢植えが売っていたので買ってきました。いや〜大変な目に遭いました。以前メキシコで黄色のハバネロの激辛というより激痛を体験済みでしたので、暴君をいきなりかじるという暴挙は致しませんでした。細かく刻んで、少量をピザに載せて、刺激的な辛さがウマーでした。

しかし、、

夜になって指がヒリヒリする。みじん切りしたときに辛さのエキスが指に残留したせいだと思って、石鹸で何度も洗いました。しかし治りません。指の腹が火照ります。さらに指の手の甲側の、関節と関節の間、皮膚の柔らかい部分が腫れてくる。

で、考えました。みじん切りした直後に、ノートパソコンで仕事をしたのです。その時ハバネロのエキスがトラックパッドとキーボードに付着したのです。いくら洗っても仕事をするたび、エキスが指に付く。だからヒリヒリ。キーやトラックパッドを触った親指で他の指を撫で回すのが癖なので、皮膚の弱い部分まで赤く腫れ上がる。

激辛キーボードです。MacBookAirは放熱やトラックパッドの操作感のため、きめ細かいざらついた表面加工がなされています。このざらつきの奥までハバネロエキスが染み渡るから、2度3度ティッシュで拭くだけはとれません。

激辛がとれるまで3日くらいかかりました。

で、2つめに収穫したハバネロは、いまオリーブオイルにニンニクといっしょに漬けています。4日経ってもうかなり辛いです。この先どこまで辛くなるか、それとも落ち着くのか、わかりませんが、今は野菜にちょっとかけるだけでも、うまいです。
text & photo by Keiichiro Fujisaki

by cabanon | 2008-08-04 22:56
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Profile
藤崎圭一郎
Keiichiro Fujisaki
デザイン評論家。編集者。1963年生まれ。1990〜92年『デザインの現場』編集長を務める。1993年より独立。雑誌や新聞にデザイン、建築に関する記事を執筆。東京藝術大学美術学部デザイン科教授。

ライフワークは「デザインを言葉でいかに表現するか」「メディアプロトタイピング」「創造的覚醒」

著書に広告デザイン会社DRAFTの活動をまとめた『デザインするな』

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