藤崎圭一郎のブログ。「デザインと言葉の関係」を考えます。

by cabanon
 
鬼門に地獄の門あり
二日連続上野へ。
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世界遺産登録は見送られたものの、日曜日の国立西洋美術館のル・コルビュジエ展はほどよく人が入ってました。外壁のプレキャストパネルの寸法はモデュロールで決められているとかなんとかガイドツアーしてました。

江戸城の鬼門(北東の方位)に天海が造営したのが上野の寛永寺。京都の鬼門が比叡山延暦寺。江戸の鬼門は東叡山寛永寺というわけです。寛永寺の子院、凌雲院があったのが、現在の国立西洋美術館の敷地です。戦後すぐは凌雲院の墓地に数百の浮浪者の住みつき、スラム化していたとか。そして現在、鬼門に地獄の門あり。
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月曜日の西洋美術館。休館日で人がいない。ここからの眺めが最も美しいと思ってます。傘立てとか免震の解説は取り除いてほしい。そしてロダンの「地獄の門」は、僕が思うに日本にある西洋美術の最高傑作。みなさんの日本で見られる西洋美術の最高傑作は何ですか?
text & photo by Keiichiro Fujisaki

by cabanon | 2009-07-07 00:55 | Comments(2)
Commented by ooog at 2009-07-07 20:20 x
あ、このアングル素敵ですね。
西洋美術館の前庭、リッチで好きです。
「地獄門」「カレーの市民」「考える人」やらの強い彫刻を縫って逍遥。

西洋美術館のファサード、空、季節をうつす植栽、日のめぐり、黒々と強く現れる彫刻の対照をいろんな形で見るのがとても楽しい。

真ん中のシダレコケモモは、一本の木に紅白2色の花が咲く、愛らしい木です。東博、平成館前にも見られますね。
Commented by cabanon at 2009-07-13 12:31
>ooogさん
ほんとここの前庭はいいですよね。
前庭は入場無料なので、上野公園に行って時間があると
「地獄の門」を眺めます。
前庭全体は改修してからのほうが好きです。
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藤崎圭一郎
Keiichiro Fujisaki
デザイン評論家。編集者。1963年生まれ。1990〜92年『デザインの現場』編集長を務める。1993年より独立。雑誌や新聞にデザイン、建築に関する記事を執筆。東京藝術大学美術学部デザイン科教授。

ライフワークは「デザインを言葉でいかに表現するか」「メディアプロトタイピング」「創造的覚醒」

著書に広告デザイン会社DRAFTの活動をまとめた『デザインするな』

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