藤崎圭一郎のブログ。「デザインと言葉の関係」を考えます。

by cabanon
 
97%
昨日(7/14)、午前中は横浜のBankARTでアーティストのタカノ綾さんの取材。『DAGODA』02号のため、学生がインタビューするのに立ち会ってました。午後は早稲田大学先端医科学センターへ。生物学者にしてアーティストの岩崎秀雄さんの研究室にうかがい、来月某所で行うトークのための打ち合わせをしました。

タカノさんは、未知なるものへの興味を語ってくれました。宇宙の97%が人知の及ばないダークマター&ダークエネルギーで出来ているとか。制作中の大作も見せてもらいました。

岩崎さんはシアノバクテリア使って、遺伝子の体内時計の研究をする生物学者です。タンパク質を合成して、細胞を人の手でつくることまで視野に入れた生物学でも最もホットな分野のひとつの最前線で活躍されています。で、しかも、超絶技巧の切り絵アーティストでもあります。打ち合わせはメディアアート、生物学を自由に行き来して、とてもエキサイティング。トークが楽しみです。

話の中途、岩崎さんはこんなことを話してくれました、研究者の論文はイチローの打率の10分の1が当たればいい。つまり3%。それ以外はネガティブデータっていわれる。それを使ったアートの可能性を考えてみたい、と。

午前中の話と「97%」でつながりました。宇宙の97%と科学研究の97%。ダークマターとネガティブデータ。97%が見えるか、見えないか。そこをどう感じるか。そこに何かがあると思ってます。
text & photo by Keiichiro Fujisaki

by cabanon | 2009-07-15 13:12 | Comments(0)
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藤崎圭一郎
Keiichiro Fujisaki
デザイン評論家。編集者。1963年生まれ。1990〜92年『デザインの現場』編集長を務める。1993年より独立。雑誌や新聞にデザイン、建築に関する記事を執筆。東京藝術大学美術学部デザイン科教授。

ライフワークは「デザインを言葉でいかに表現するか」「メディアプロトタイピング」「創造的覚醒」

著書に広告デザイン会社DRAFTの活動をまとめた『デザインするな』

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