藤崎圭一郎のブログ。「デザインと言葉の関係」を考えます。

by cabanon
 
<   2006年 07月 ( 14 )   > この月の画像一覧
text & photo by Keiichiro Fujisaki

 
モダンタイポグラフィ
ベルリンのフリーマーケットにて。デジタルフォントの時代ですが、鉛に惹かれてしまいます。サンセリフ書体ばかりなのがドイツらしい──これも20世紀モダニズムの夢の跡です。
d0039955_23264115.jpg

text & photo by Keiichiro Fujisaki

by cabanon | 2006-07-31 23:34 | Comments(4)
 
通天閣、いいとこでした。
なぜ萌える?
d0039955_21161097.jpg


人も濃いい。
d0039955_22134840.jpg

みんな濃いい。
d0039955_22103548.jpg

パイロンも濃いい。
d0039955_22112145.jpg

で、ある意味拷問ですね、大阪の夏にシロクマというのは。
みんな励ましに行こう!
d0039955_21235675.jpg
手ぶれしててスミマセン。
text & photo by Keiichiro Fujisaki

by cabanon | 2006-07-31 21:25 | Comments(0)
 
風灯をつまみに
d0039955_20102311.jpg
今日はいい風が吹いてます。ベランダで「風灯」をつまみにビールを飲みました。風が吹くと揺れをセンサーが感知し、昼間に太陽電池でためた電気でLEDが発光するリビングワールドの作品です。本日は日差しが強かったので風灯のつきがいい。光が涼やかに揺れました。

うちの風灯は「おもらし君」といいます。5月に我が家にやってきた風灯は、1か月も経たないうちに、強風の日に出しっぱなしにしたオーナーの心配りの欠如のせいで、断線してしまいました。ガラスの中のロウをもう一度溶かして修理するので時間がかかるとのことで、風灯のない生活をするのはイヤだと、リビングワールドの西村さんに無理をお願いして送ってもらったのがコイツです。d0039955_2092656.jpgもう当分これ以上作る予定がなかったところを追加発注したので、ロウが漏れ太陽電池の一部に被さり商品にしなかったものを送ってもらいました。

やはり初代の、断線した風灯のほうが明かりのつきは良かった。しかし、これはこれで愛着があります。今日みたいな天気のいい日は感度良く光ってくれるし。そのうち「断線君」も修理を終えて帰ってきたら、二連奏ならぬ、二連灯が楽しめそうです。
text & photo by Keiichiro Fujisaki

by cabanon | 2006-07-30 20:15 | Comments(2)
 
ライトな坂
芦屋のフランク・ロイド・ライト設計の旧・山邑邸(現・ヨドコウ迎賓館)の脇にある坂を「ライト坂」と呼びます。旧・山邑邸は坂の入口あたりですが、その後延々と勾配のきつい坂が続くとは知りませんでした。この写真は坂をずいぶん上がった所です。
ライトな坂だと思ったらヘビーでした。スペル違うじゃん。──ってブログに書きたいからと言って、芦屋の別荘地、奥池でK邸を取材した後、わざわざロケバスを止めてもらって撮った写真です。
d0039955_16251426.jpg

text & photo by Keiichiro Fujisaki

by cabanon | 2006-07-30 16:24 | Comments(0)
 
ウチの時計とおんなじだ!
d0039955_1634776.jpg
セイコー KS451M。西宮の阪神バスで発見。やっぱイイです。ま、バス時計とも言われてる時計ですから──。4月にこのブログで書いたKS451Mを買った話はここ
text & photo by Keiichiro Fujisaki

by cabanon | 2006-07-30 16:03 | Comments(0)
 
目玉力
d0039955_1426773.jpg

目があると建物の表情が一変します。目玉は換気扇です。クルクル目が回るってことか? でも、瞳は回んないか。いや待て、なぜ目の中にまつげがある。ジャスパー・モリソンのゴミ箱の表情をpohheで売ってる目玉のシールで一変させた、ポエトリー・デザインさんの記事を思い出しました。西宮の某学校をフェンス越しに撮影。
d0039955_14293069.jpg

text & photo by Keiichiro Fujisaki

by cabanon | 2006-07-30 14:46 | Comments(2)
 
ハレ晴れ
昨日芦屋で安藤忠雄さんのインタビューをしました。『CasaBrutus』9月10日売りに出ます。行きしなロケバスの中で、編集者に「『涼宮ハルヒの憂鬱』が面白い。深夜アニメでハマって原作を読んだらさらに良かった」などと話したら、「藤崎さんも衰えないね」と言われ、その気になって、翌日、物語の舞台となった西宮へ。何やってんだろ、このオヤジ。小説で想像した以上の急坂でした。自転車ロードレースの山岳ステージ級。遥か大阪まで見渡せる眺めは素晴らしい。世界を展望できる気分になれて、近くには目神(めがみ)山、神園町、苦楽園とか地名があり、やや離れて神呪寺といった名刹もあり、考えすぎでしょうが、ちょっと不思議な所でした。
d0039955_21215952.jpg
d0039955_21223785.jpgd0039955_21225885.jpg
text & photo by Keiichiro Fujisaki

by cabanon | 2006-07-29 21:57 | Comments(0)
 
Robots in Robot
東工大へ「先端ロボットの世界」展を見に行きました(7/30まで)。大岡山キャンパスは近所なので散歩がてらにフラフラと──
生物の動きや形からインスピレーションを得た、4足、6足、ヘビ型ロボットなど、人型ロボット(ヒューマノイド)とは一線を画して発展してきた東工大のロボット研究の軌跡と現状を概観できます。
ロボットの展示会をこまめに行っている方には、以前どこかで見たものが多く、刺激に欠けるでしょうが、子どもたちを連れて行くと大喜びでしょう。
僕としては広瀬研究室のヘビ型ロボットがウツボのように水中を泳いでいるムービーを初めて見てビックリ。去年、愛知万博にロボットを見に行ったけど見逃していたようです.
d0039955_2045521.jpg
広瀬研のローラーウォーカー。1994年

会場は先日亡くなった篠原一男さん設計の「東京工業大学百年記念館」。かつてガンダム建築と揶揄された建物です。ハイテク建築と呼べるかもしれませんが、見るたびにガンダムにはちっとも似てないじゃんと思ってました。
でも、ほらっ、なんか広瀬研のロボットにイメージがつながります。人型ロボットではありません。森政弘名誉教授の時代から脈々とつながる東工大伝統のロボットのイメージなんです。そんな空間でロボット展を見られるだけでうれしかった。外観の鈍重さに比べて、内部は軽やか。意外と良かったです。
d0039955_2052258.jpg

text & photo by Keiichiro Fujisaki

by cabanon | 2006-07-27 20:28 | Comments(0)
 
ベルリンの塀
d0039955_22351681.jpg
もう1か月前の話なのにドイツネタが続きます。
ベルリンの壁は、日本語で正確に言えば「塀」じゃないか。
ドイツ出張の時、編集者とクルマに乗りながらそんな話をしました。一般に「塀」は敷地を囲うもの。「壁」は建物の四方を囲い外と内を隔てるもの、もしくは建物の部屋と部屋を分けるものです。粋な黒塀、見越しの松に……というのはお屋敷を囲う黒い塀です。

しかし帰ってきてネットで検索してたら、答えが見つかりました。
「壁」とは越えられないもの、もしくは越えがたいものだというのです。壁にぶつかるって言い方の壁です。
確かに「塀」と聞くと、梯子とか持ってきたり、アニメのヒーローくらいのジャンプ力があれば(ふつう無いけど)、ひょいっと乗り越えられるものを想像してしまいます。大名屋敷の塀の上を鼠小僧がつつつーっと走っていくイメージです。
「ベルリンの塀」と呼ぶと簡単に乗り越えられそうです。ですが、実際は越えようとした人たちが撃ち殺されたわけで、これはやっぱり「壁」なのです。ま、今は無事「塀」となって観光名所にもなっているわけですが。
text & photo by Keiichiro Fujisaki

by cabanon | 2006-07-25 22:42 | Comments(2)
 
組織の個性
「自分の個性や潜在能力を発揮したい」という思いをかきたて、その実現の可能性を示してくれる組織より、「社会に役に立ちたい」という思いを引き出すことのできる組織のほうが、組織として強いし、最終的に個性的になりうる。

前者は組織の個性を一部の人間に頼りすぎてしまう傾向がある。成功している時はいいが、才能ある人間が組織を去った時に苦慮する。後者はクリエーティブな才能の有無に関わらず、構成員全員が組織の個性を形作ることができる。

後者はあくまでも社会のために役に立ちたいという思いで、自分の組織のために役立ちたいというのとは次元の違うものである。社会のためという地点には「倫理性」の問題が立ち上がるのだ。

継続的かつ組織的な「倫理性」の追求は、ゆるやかで包括的なクリエーティビティを生み出す。企業だけでなく学校もスポーツも…。

──朝日新聞朝刊に載っていた経済学者の岩井克人さんの話を読んで、こんなことを考えました。
text & photo by Keiichiro Fujisaki

by cabanon | 2006-07-25 19:30 | Comments(0)


S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30
Profile
藤崎圭一郎
Keiichiro Fujisaki
デザイン評論家。編集者。1963年生まれ。1990〜92年『デザインの現場』編集長を務める。1993年より独立。雑誌や新聞にデザイン、建築に関する記事を執筆。東京藝術大学美術学部デザイン科教授。

ライフワークは「デザインを言葉でいかに表現するか」「メディアプロトタイピング」「創造的覚醒」

著書に広告デザイン会社DRAFTの活動をまとめた『デザインするな』

Twitterもやってます!

*当ブログの奥座敷
KoKo Annex

ライフログ
最新のコメント
以前の記事
カテゴリ
ブログジャンル
リンクについて
当サイトはリンクフリーです。
お気軽にリンクして下さい。

本ブログの記事と写真の
無断複写・転載を固く禁じます。




Copyright 2005-2016 Keiichiro Fujisaki All rights reserved
本ブログの記事と写真の無断複写・転載を固く禁じます。