藤崎圭一郎のブログ。「デザインと言葉の関係」を考えます。

by cabanon
 
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依存マップ:アンケート篇
僕の講義を受講する藝大生と桑沢生約260人に「あなたの依存するもの」を問うたアンケートをiMindMapでまとめたものをアップします。(金曜日に藝大の講義の時に配布したものより、はるかに進化しています)。

ありゃ?全然文字が読めない……。画像をクリックすると拡大します。
()内は整理するために僕が付け加えた項目ですが、後はすべて学生たちの答え。食とメディア関係が多いなあ。

依存が細分化された項目にはビジネスチャンスが転がってます。依存とはリピートしてくれる顧客ということですから。

依存は自立と拡張の前提ということを示すために、僕が調査なしに製作した前回投稿のマップが間違っていなかった証明にもなってます。高齢者とかOLとかの依存マップをつくると相当面白いはずです。

個の自立を標榜した「近代」が行き着いた先は、依存の多様化だった。自律のための適度の依存はどこにあるのか。

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by cabanon | 2010-05-30 01:49 | お気に入りの過去記事 | Comments(0)
 
依存マップ
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本日藝大のデザイン概説で使った「依存マップ」を公開します。
画像をクリックすると拡大します。

昨日iMindMapをダウンロードして、講義直前までせっせと作ったものです。改変・加筆予定なのβ版。今日の講義は途中で話が終わってしまいました。来週続きを話します。

依存は自立/自律の前提。適度な依存はネガティブでない。人は水とも太陽光とも「共生」しているのでなく「依存」している。20世紀の社会は石油依存&経済成長依存を深めすぎ、ネガティブな意味での依存症状態になっている。企業は消費者をぎりぎりの依存症状態にすることをニーズと呼ぶ。

依存は拡張の前提でもある。身体やネットの適度の依存は人の能力を拡張させる。拡張された身体と知性の複合体(complex)から創発的な現象は起こりうるか。個は創発に対してどのようなスタンスであるべきか。「つくる」ということに主体的でいられる規模とは? そんな話をするためのマップです。芸術がひっくり返っているのもミソなのです。
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by cabanon | 2010-05-21 19:41 | お気に入りの過去記事 | Comments(1)


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Profile
藤崎圭一郎
Keiichiro Fujisaki
デザイン評論家。編集者。1963年生まれ。1990〜92年『デザインの現場』編集長を務める。1993年より独立。雑誌や新聞にデザイン、建築に関する記事を執筆。東京藝術大学美術学部デザイン科教授。

ライフワークは「デザインを言葉でいかに表現するか」「メディアプロトタイピング」「創造的覚醒」

著書に広告デザイン会社DRAFTの活動をまとめた『デザインするな』

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