藤崎圭一郎のブログ。「デザインと言葉の関係」を考えます。

by cabanon
 
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text & photo by Keiichiro Fujisaki

 
長谷川豪さんと色部義昭さんのトークで感じたこと
twitterでつぶやいたことを加筆します。

本日、建築家長谷川豪さんとグラフィックデザイナー色部義昭さんの対談を聞きにギャラリー間に。色部さんは長谷川さんの作品集のブックデザインを担当。色部流グリッドデザインを使った本の設計が、建築の設計感覚とどこが違うかという話が面白かった。そしてさらに面白かったのは、建築家は「責了」しないという話——。
グラフィックデザイナーも編集者も最後の数パーセントを印刷所・製本所という「現場」にまかせて、「信頼してるから、後はあなたたちの責任でよろしく」と「責了」する。責了とは責任校了の略。これが多くの場合、デザイナーや編集者にとっての仕事のフィニッシュ。

しかし建築家は最後まで現場に行って「校了」をする。「校了」とは完全に直し無しというOKのサイン。長谷川さんは、色部さんが都合がつかなかくて行けなかった製本所へ行って、最後の最後の本の出来上がりを確かめたとか。
デザイナーなら、印刷立ち会いはよくするだろう。編集者は、アート系の特殊な本以外はほとんどしない。製本立ち会いとなると、グラフィックデザイナーも編集者もほとんどしない。

長谷川さんの「現場で変わることがたくさんありますから」という姿勢。私自身、編集者として、簡単に責了しすぎてたなと反省。責了も校了も同ギャラリーの長谷川豪展は3/24まで。色部さんのデザインした長谷川さんの作品集も素敵です。鐘楼の鐘の音を聞きに行きましょう。 http://www.toto.co.jp/gallerma/
text & photo by Keiichiro Fujisaki

by cabanon | 2012-02-25 23:34 | Comments(0)
 
本日の電線、本日の煙突
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多摩川の土手、六郷橋から大師橋のあいだ。


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多摩川清掃工場。ガス橋あたり。
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by cabanon | 2012-02-19 18:11 | Comments(0)
 
ここの電線が好きなんです。
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言問通り。東大側から根津を望む。根津の谷へ下って、また藝大側へ登るから、重なる電線が密に見える。そこがいいんです。
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by cabanon | 2012-02-18 17:00 | Comments(0)


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藤崎圭一郎
Keiichiro Fujisaki
デザイン評論家。編集者。1963年生まれ。1990〜92年『デザインの現場』編集長を務める。1993年より独立。雑誌や新聞にデザイン、建築に関する記事を執筆。東京藝術大学美術学部デザイン科教授。

ライフワークは「デザインを言葉でいかに表現するか」「メディアプロトタイピング」「創造的覚醒」

著書に広告デザイン会社DRAFTの活動をまとめた『デザインするな』

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