藤崎圭一郎のブログ。「デザインと言葉の関係」を考えます。

by cabanon
 
私家版「雑誌原稿書き方_全111条」
昨日の【雑誌原稿書き方基礎講座】で使ったKeynoteに書いていたことを改変・再編集してアップします。全111条。僕が個人的に積み重ねてきたノウハウです。ライターだけでなく編集者としての心得も混じっています。仕事をしてきた出版社が違えば、このノウハウも違うものになったでしょう。だからあくまでも私家版です。デザイナーや建築家やアーティストや工学研究者の取材記事執筆を前提にした話であることをご了承ください。

*アップデート情報
・全110条を全111条にしたり、第74条を追加して他を統合したりなど、こそこそ修正しているので、3/5にアップしたものとは少し変わっています(3/8記)
・95条の説明に奥義を追加しています。43条追加。41条を統合(3/12記)
・いくつかの項目を加筆しました。(2012年4/30記)
・追加一項目。(2012年5/26記)
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001) いろいろ試したがやっぱり起承転結。
002) ツカミが大切。
003) 「結」は軽めに。最後に大事なことを書いても、雑誌の場合、読者が最後まで本文を読んでくれるとは限らない。
004) キーワードをつくろう。
005) 二項対立で考える。対立する概念を考え出して、二つを照らし合わせて論旨を展開すると、わかりやすい叙述となる。使いやすさのための効率化、コスト削減のための効率化。
006) 難解な文章のほとんどは、専門用語の多用と筆者の文章力の欠如のせい。
007) 難しいことはやさしく。世の中のたいていの難しく見えることの本質は、シンプルな原理でできている。数式が理解できないジャーナリストでも科学を伝えることができる。
008) センテンスは短く。長い文章は必ずどこかで切ることができる。
009) 音読して推敲を。文章のリズムやキレまで確かめられる。周りに迷惑のときは、頭の中で発音する黙音読。
010) リズムを学ぶには名文を書写しよう。コピペじゃ意味なし。キーボード打ったり、ペンを握って。
011) 体言止めはなるべく使わない。 (キャプションでは頻出可)
012) である調、ですます調。基本はどちらかを選ぶ。効果的に混在させる方法もあり。混在させるときはリズムを確かめて慎重に。
013) 接続詞は減らそう。最初に書いた接続詞をとってみても文意が通じる場合がある。
014) 主語、述語は常に意識すること。
015) 英語に訳しやすい文章を心がけると、文意が明快になる。
016) 「すごい」は使わないように。どうスゴイかを別の言葉で表現しよう。どうカワイイか、どうカッコイイか、どう美しいか、どうイケてるか、どうヤバイか。
017) ステレオタイプの言い回しはなるべく使わない。◎◎さんの今後に期待したい。体当たり演技でヌードを披露。
018) 「物は言いよう」の精神を忘れずに。
019) 繰り返し同じことを書かない。テレビは感動シーンを何度も流すが、雑誌は同じ文章は載せない、同じ写真は載せない。
020) 雑誌原稿ではなるべく同じ動詞を直近で繰り返さない。言った。語った/野菜をつくる。野菜を育てる/使う。使用する。用いる。
021) 「の」の連続は3つまで。美しい文章を目指すならMAX2つを心がける。ただし文章を長くするより、3つ「の」を続けたほうが収まりのいい場合がある。◎◎さんの元彼の従兄弟の紹介。
022) 長い文末表現はなるべく使わない。カワイクないはずはないであろう。表現しようとしているわけである。
023) 難読漢字にはルビ(ふりがな)をつけよう。
024) タイトルとキャプションだけを読んでも面白い記事にしよう。
025) 雑誌はノンリニア。小説や新書はリニア(線的な)メディア。雑誌は、タイトル、写真、本文、リード、キャプション、小見出しなどの要素が連携して読者を惹きつける多層構造をもつメディアであることを意識すること。
026) 読者のための入り口はたくさんつくる。タイトル、リード、小見出し、キャプション、イラスト、写真は読者を誘う入り口。雑誌の写真やイラストは、本文の説明のために存在するものではない。
027) 雑誌は身体的メディア。雑誌は単行本より、読み手に複雑な目の動きや手の動きを要求する。単行本や新書では目の動きは行ごとに折り返すものも一直線。手の動きも一方向に繰るだけ。雑誌は身体に近いメディアだという認識を。だから息つぎやリズムが大切になる。
028) タイトルの文体は雑誌の個性。
029) キャプション字数のMAXは80~120字。(僕の経験的感覚から出た数値ですが)
030) キャプションの内容はある程度本文と重なってもよい。
031) 長文には小見出しを。文章の途中からでも読めるようにするのが小見出し。文頭から読んでくれる読者にとっては、大切な休憩所。
032) 小見出しを入れるべき位置は、国語のテストの解答とは違う。内容の区切りのいい場所であるだけでなく、レイアウトや、各ブロックの文字量のバランスも考慮に入れる。
033) 小見出しは段落末に来ないように。
034) リードは本文を読んでもらうための宣伝文句。読みたくなる文章を。
035) 改行後の1~2字余りは、前の文章を削って送りこむ。
036) 句読点は読み手と書き手の体のリズムを合わす装置。読点の打ち方に正解なし。無闇な、打ちすぎは、リズムを、壊す。センテンスが長いのに読点を打たないと区切りがわからずリズムが生まれない。
037) 改行は息つぎ。改行がない文章は息苦しい。
038) 雑誌原稿では、行幅(1段の文字数)を考えて、改行を考える。行幅短めは多めに改行を。
039) 文末に「──」や「……」を使うと余韻が生まれる。藤沢周平の小説が参考になる。 しかし、使うのは1つの記事で1〜2回まで。
040) 口語表現を意識して使おう。使いすぎは避けること。親密さやライブ感の演出として効果的に使う。
041) とかとか書くな。「とか」「って」「(文末の)けど」「じゃない」「~だし、~だし」などは適度に。
042) 方言を使うときは慎重に。多くの場合、方言を全面的にそのまま書くのは好まれない。大阪弁でしゃべる建築家某氏。インタビュー原稿をチェックしてもらうと、原稿は標準語になって返ってくる。東京にいると忘れがちだが、「何々しちゃった」も首都圏の方言。多用は禁物。
043) 文末の(笑)は多用しない。(笑)と書かなくても文章で笑わすようにしよう。
044) ( )はなるべく使わないで表現しよう。使ったほうが読みやすい場合もあるが、頻出は禁物。記事の中に( )が増えると、流れが寸断され読みにくい文章になる。
ル・コルビュジエ(本名、シャルル=エドゥアール・ジャンヌレ)は20世紀フランスを代表する建築家(生まれはスイス)。→ ル・コルビュジエは20世紀フランスを代表する建築家。出身地はスイス。本名はシャルル=エドゥアール・ジャンヌレという。
045) 雑誌原稿は論文とは違う。
046) 注に頼るな。文末注にすると読者の読む流れを分断してしまう。注は引用先の記載などに留めたほうがいい。
047) 「思う」「感じた」「なのではないだろうか」「かもしれない」「でしょう」「ようだ」「みたいな感じ」といった断定を避ける表現の多用は厳禁。
048) 流行り言葉は賞味期限をよく考えて。紙メディアは残る。後で読むと気恥ずかしい思いをしないように。「フォーー!」「ちょいワルオヤジ」「だっちゅーの」
049) 「彼」「彼女」は使わない方向で。使いすぎは英語の直訳文のようになる。
050) 「とても」「非常に」「かなり」など強調の副詞も連続して使わないこと。 「とても多い」と「多い」ならば、後者の方が強い言い切り。「とても」「非常に」には主観が混じるからだ。裏づけデータを明記して「多い」と言い切るのが客観性のある強調。
051) 漢字の連続は、文章を重くする。そのためにひらく。「ひらく」とは平仮名にすること。
052) ひらく勇気を。漢字が書けるからって頭がいいわけじゃない。ひらくは散髪。文章の軽快に見せるための、グレイ部分の濃度調整。
053) 表記ルールをつくろう。漢字表記は統一しよう。数字の表記統一も考えておこう。下に、フリーペーパー『DAGODA』で使う表記ルールを掲載するのでご参考に。
054) アルファベット表記はカタカナ表記にしたほうが読みやすい。特に縦組みの場合はカタカナ表記で。
055) 縦組みでのアルファベット使用のルールを決める。たとえば4字以下の場合はアルファベットを縦に並べるなど。
056) 外来語のカタカナ表記では「・」(ナカグロ)をどう使うか決めておこう。なるべく使わない方向が一般的。ランチ・タイム→ランチタイム。どこに切れ目があるかわからない馴染みの薄い単語には「・」を入れる。グレースフルデグラデーション → グレースフル・デグラデーション
057) 「」と。の関係。出版社ごとに違う。僕の使い方は、段落内の文末は「……でした」。段落の最後(改行前)の文末では」のあとに「。」をつけない。「……でした。」を使う出版社もたまに見かける。
058) 「」内に「」を使うな。どこが区切りかわからなくなる。『』を使うのが一般的。“”や〈〉なども使うことあり。
059) 文学系はスキャナー 理工系はスキャナ。工学者の文章には語末の音引きが入らない。デザイン・アート系の雑誌なら音引きを入れたほうがいい。でも僕はコンピュータだけは音引きを入れていない。例外というのはどこにもあるものだ。
060) 外国語の正確な原音表記は無理。慣用的な表記を尊重しよう。ゴッホじゃないよ、オランダ語ではホッホだと言い出すと切りがない。
061) 経験的に言って、アート・デザイン系の雑誌は「つくる」を平仮名表記にしたほうがいい。
062) 表記ルールは全員遵守。しかし突っ込みはじめると矛盾点が必ず出るので、運用は柔軟に。
063) 相手が何を言ったかでなく、相手が何を言いたいかを常に考えよう。伝えたいことをうまく言葉にできない人は多い。相手が伝えたいことを汲みとれれば、文章をきれいに整理できる。
064) インタビュー、対談、座談会は、記録ではなく読み物として仕上げる。 最初に話した話が後半再び出てきたときは、2つをまとめても最初の話を後に持ってきて結合させても可。ある質問の答えが突出して長い場合、質問をつくったり「ふむふむ、納得です」という受けの言葉を挟んで、長いコメントを2つに分けるという裏技もあり。もちろん取材相手・座談会参加者に必ず原稿をチェックしてもらうこと。
065) 取材相手に原稿チェックしてもらうことが前提なら、わかりにくい表現は書き換えてOK。どこまで大胆に書き換えられるかがプロのライターと素人の違い。
066) 対談、座談会では参加者が別の参加者の発言に手を入れるのは厳禁。下手すると訴訟問題になる。自分のコメントのみチェックしてもらう。 流れを変えてしまうような直しは、相手の直したい意図を汲み、流れを変えないように書き直して再チェックしてもらう。「地の文方式」(097参照)の取材原稿なら、当人のコメントと事実関係をチェックしてもらうことはあっても、筆者の観点や意見を変えるような直しは応じる必要はない。むげに断るとトラブルのもとだから、電話で話し合おう。
067) 裏をとれ。
068) 偉い先生が語る言葉が真実とは限らない。
069) わかりやすい話をする人は要注意。論理的に破綻いるが、話術が巧みなだけの人がいる。
070) 知らない言葉は即調べよう。知らないことを知らないままにするな。調べるクセをつけよう。嘘も方便の「方便」って何? よく考えたら本当の意味を知らない言葉は意外と多い。
071) 人名など固有名詞の表記の揺れはグーグルで多数決。デヴィッド・ボウイかデイヴィッド・ボウイか。
072) Wikipediaを全面的に信用するな。でも、どんどん利用しよう。
073) ひと晩寝かそう。 朝、再度読んで完成。自分が最初の読者。編集者が第二の読者。
074) 「"直すな"オーラ」を発する原稿を心がけよう。編集者も取材された側も、最初は遠慮して赤字(修正)を入れる。しかし直しが増えはじめ、校正紙が赤く染まり出すと、赤という色のせいなのか、次第に暴力的な気持ちになり、最後にはあるブロックを丸ごと書き換えるといった事態にまでなる。ケアレスミス撲滅を心がけ、スキのない原稿を仕上げよう。
075) 紙媒体の間違いは一生残る。校正はじっくり念入りに。
076) 文字校正はなるべく多くの人で回し読みしよう。
077) 人名、団体名は何度もチェック。プロフィールの生年も要注意。僕はあるデザイナーを10歳年上にして恨まれた。女性なら死活問題。
078) 電話番号の校正は、必ず実際に電話すること。
079) ラフを描こう。文章はラフを頭に置いて書く。文字の量、写真の大きさ、位置関係を簡略に示すラフを描く能力は、編集者やライターの必須の能力。優秀な編集者は取材現場でサラサラとラフを描く。取材現場で仕上がりイメージをスタッフ全員で共有できるようにする。ラフについては「フクヘン」のこの記事で。
080) 取材で面白いと思ったことは全部書こう。ライターや編集者の資質は何を面白いと思えるかにかかっている。
081) 取材が終わったら同行の編集者とお茶しよう。インタビューのどこが面白かったかを編集者から聞き出すのは、ライターにとって第二の取材。編集者が面白いと思ったことを聞き出せば、雑誌の方向性に合わせることができる。
082) 取材は過剰に、定着はシンプルに。 10日かけて10分で読める原稿を。
083) 削って削って、最後にくだらんこと言える余裕を残そう。
084) 削りきったと思った原稿も、少し時間をおいて読めば100行(15〜20字詰めで)で内容は変えずに3行は減らせる。
085) エッセイは個人の主観を描く読み物、取材記事は客観性重視。客観的な事実の積み重ねで、自分の視点を伝えよう。
086) 「私」や「僕」を出すのは避けよう。私が主語の実体験の叙述は、読者との距離を縮めるための演出。
087) 客観性は脚で稼げ。
088) リサーチを重ねて断定を。裏付けのない断定、論理的でない断定は信頼を低下させる。
089) 引用先は明記せよ。
090) 読者は数字が大好き(価格、原価、発売日、売上、開発期間、ギャラ、クルマなら最高速度、など)ただし、クリエイターの取材の際は、数字を聞き出すタイミングに細心の注意を。オマエ数字のことしか訊かないなと思われないように。
091) 取材時の録音機は必ず2台用意する。
092) 時間的余裕のあるときは、一字一句録音起こし。僕は出来る限り自分で雑談まで録音起こしをしている。そのほうが相手の話のリズムや考え方が体に染みつくので、後から原稿を削ったり、あいまいな表現をわかりやすく変えたりしやすい。
093) ノート取材のほうが原稿執筆の時間はかからない。ノートに高速に発言を書き写す訓練を積むこと。
094) 録音機を使うと相手はしゃべりつづける。ノートだけだとたいてい相手は書き写すまで待ってくれる。
095) 話し手もしゃべりながら、うなずいている。そのリズムに合わせてうなずこう。 話し手の頭に合わせてうなずくと、話を聞いていなくても、話し手はちゃんと聞いていると思ってくれる。ここは原稿に使えないという話になったときは、うなずきながら次の展開を考える。録音しているときは、僕は相手の話の2割くらいは聞いていない。うなずくときに声を出さない訓練をすること。「うん」「ええ」「はい」と声を出していると、たまにタイミングの悪いところで「うん、そうです」と言ってしまい、聞いてないのバレてしまう。もちろん面白い話のときは、声を出して頷こう。「いや〜、その話は面白いですね」と受けると、さらに話が深くなる。
096) 目を見るのは大切。ただしタイミングを考えて。日本人は折りをみてじっくり目を見る。欧米人はずっと目を見ていたほうがいい。
097)「地の文」か、「Q&A」か、「談」か。
筆者の文章の中に相手のコメントを「」に入れて構成するのが地の文方式。「地の文」方式はコンパクトに情報をまとめられる。多方面からコメントをとることもでき、読み物としての構成もしやすい。取材側の視点を明確に伝えたい場合に適する。
「Q&A」方式は簡単だが、文章が長くなる。臨場感が出る。
「談」方式は取材者になりきる。文章力・構成力の試金石。取材相手が何を伝えたいかをライターが明快に理解していないと書けない。筆者の視点は、どの部分を削り、どこを強調するかで表現できる。
098) アーティストやデザイナーはナイーブ。「引き出す」という姿勢に徹し、気持ちよくしゃべってもらったほうが面白い話が聞ける。他人の作品と比べられると、気分を害す人が多い。
099) 「でも」の連発にはご用心。相手が日本人の場合、話の受けに「でも、◎◎なんじゃないですか」と自分の意見を言い過ぎると、コイツはオレのことわかってないと思われて、とっておきの話が聞けなくなる。初対面のインタビューの冒頭では、取材相手はインタビュアーとの距離感をはかっている。「間合いの時間」での無計画な自己主張はしないほうが無難。反対意見をぶつけてみるのは、取材の後半、取材相手との距離が縮められたなと思ってからにしよう。
100) 取材相手が年輩の方の場合は、相手の話の腰を折らないように。脱線しても我慢して話を聞く。一通り聞いてから話を元に戻す。
101) 怒らせて引き出すという手段もあるが、本音を言わない政治家や後ろめたいことをやっている企業家向けのやりかた。アーティストやデザイナーや建築家の取材では、怒らせるとあとあと面倒なのでやらないほうがいい。
102) 取材のときは手みやげで好感度アップ。センスが問われる。特に相手が女性のときはじっくり選ぼう。手みやげは1500円から2500円くらいが通常。もちろん安くたって喜ばれる。
103) 相手の資料はしっかり読んでから取材に望もう。ただし1週間前に読んでも忘れる。前日や直前に集中的に読んだほうが効果的。
104) 取材時はおもむろに相手の著書や雑誌記事のコピーなどの資料をテーブルの上に並べよう。
105) 質問の内容は事前に考えておいたほうがいいが、インタビューが始まったら質問事項にとらわれないこと。流れが大切。ちなみに僕は、駆け出しの頃には質問を事前に考えたが、今はしない。考えていくのは取材時間が30分くらいのときと、相手が欧米人のとき。
106) 相手が何を伝えたがっているかを考えて話を聞く。雑談や脱線したような話にも、相手の伝えたい大切なことが潜んでいる場合がある。流れを読んで質問をその場で考えるのは、それを逃さないため。
107) 常にこの話は原稿に使えるだろうかを考えて相手の話を聞く。
108) 欧米人は質問に「答える」ことに慣れている。だから外人インタビューでは必ず質問を用意する。日本人は質問を「かわす」のに慣れている。したたかな日本の巨匠は質問を用意してもかわされて、しゃべりたいことだけしゃべって終わる場合が多い。
109) 沈黙を恐れるな。相手が沈黙しても慌てない。一回大きくうなづけば、相手は自然にしゃべり出す。
110) 取材先にお礼の言葉を添えて送本するまでが雑誌制作。
111) 人をつなげるのが編集者。
以上。

追加項目
1)  相手の話のどの部分を面白がるかで、取材相手の信頼関係が短時間で築けるか否かが決まってくる。「そこ面白がってくれるのか」「そこ分かってくれるか」と思ってもらえれば取材はスムースにいく。ライターの専門性が出てくるのもココ。ツボだと思うところは「ああ、それ面白いですね!」と表明して、突っ込んだ質問をすること。
2) ええ。そう。ですね。そうですね。いいえ。いえ。いえいえ。いやいや。うーん。うーむ。ふんふん。ふーむ。ふむ。質問を受けて、相手がどういう反応したかは、相手が発話したままを書くのでなく、肯定・納得・否定・反感・戸惑い・迷いの度合いを書き手が用意した言葉に翻訳した方がニュアンスが伝わる。駆け出しのライターだったころ、「ふむ」というのをうまく使う先輩ライターの名文を何度も読み直したものです。実際に「ふむ」と言ってなくても、「ふむふむ」という相づちが自然に聞こえるような流れを作るのがライターのお仕事。
3) 自分にしか聞けないインタビューにしたいのだったら、最も大切なことは、私はあなたのことを(あなたの仕事を)○×♪♯×○と思うけどときちんと表明して、それで、どうですか?と問いかけること。ただ最初からそれをやると、言いたいことの内容によっては、相手が萎縮する場合があるので、タイミングには十分注意すること。
4) ロングインタビューで何回かに分けて話を聞くときは、話を聞く場所を変えると効果的。最初は事務所。次は居酒屋、その次は自宅とか。
5) 「◎◎だけど〜」と人はよく言う。だが、たとえ書き起こした原稿の文末が「けど」「けれど」「けれども」でも、「が」と書き直したほうが、字数も減るしスムースに読める。「昨日は売り上げが良くなかったけれど、今日は持ち直している」→「昨日は売り上げが良くなかったが、今日は持ち直している」
6) 悩んで長時間をかけて書いた一節をばっさり削る勇気を持とう。
7) 他人の文章を内容は変えず全く違う文章に書き換える訓練をしよう。この努力をしないとコピペをつなぎ合わせた文章を平気で書いてしまうことになる。

論文のようにきちんと作品キャプションや参考文献を記述する場合は、下を参考にして下さい。(2015年5月26日追加)
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★『DAGODA』の表記ルールを見たい方はここをクリック★
text & photo by Keiichiro Fujisaki

# by cabanon | 2010-03-05 16:19 | お気に入りの過去記事 | Comments(10)
 
3/4雑誌原稿の書き方講座
突然ですが、学生限定のこんな無料セミナーを行います。

【雑誌原稿書き方基礎講座】
プロのライターなら知っている基礎の基礎のノウハウを、デザインジャーナリスト/編集者である藤崎が語ります。クリエイティブ関連の取材記事制作の話が中心となります。

日時:2010年3月4日 14時から(開場13時40分) 2〜3時間(終わる時間は適当です)
会場:桑沢デザイン研究所 3階 32番教室 (渋谷区神南1-4-17) 
地図:http://www.kds.ac.jp/smenu/access.html
学生限定
参加費無料
要予約 
参加希望者は当ブログ右欄の「mail」をクリックして、
参加者の氏名、大学・専門学校名を書いて、藤崎宛にメールでお申し込みください。
メールの表題には「講座参加希望」とお書き下さい。
(空欄だと迷惑メールフィルタに引っ掛かります)
定員30名。当日の申し込みでもお受けします。ただし定員になれば締め切らせていただきます。
筆記用具をご持参下さい。
text & photo by Keiichiro Fujisaki

# by cabanon | 2010-03-03 11:35 | Comments(2)
 
スマートスモール
最近Twitterに書き込んで思考を練っています。あちらで書いたこと、ブログにも載せます。

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スマートスモール(SmartSmall)は、僕が提案する10年代のキーワードです。中小企業(←弱者)とか職人(←時流に遅れている)とかフリーライター(←胡散臭い)とか言うのやめましょうよ。自ら考え自ら作り自ら発信し他者と自発的に繋がる存在。みんなまとめてスマートスモールです。

スマートスモールが成立できるようになったのは、ネットの存在が大きい。都市生活者は長期停電すればスマート(=自律的)でいられなくなる。危うい仮想的自律のもとに成り立つのが10年代のスマートスモール。けど後戻りできない。突き進むしかない。創発を期待して。

SmartSmallの対立概念はBigMass。今の大企業って終わりなき成長を信じ、毎日スゴく努力してデカい筋肉をつけてうっとりしてる人に似てる。優れた企業は禁欲的に鍛錬。ズルい企業はステロイドを打つ。どちらも大きくなりすぎるとしなやかさが失われる。だからスマートスモール。
text & photo by Keiichiro Fujisaki

# by cabanon | 2010-02-05 11:14 | お気に入りの過去記事 | Comments(5)
 
無意即妙
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ここはシンメトリーの美を考えさせてくれる空間です。シンメトリーでありながら微妙にずれています。空き缶用ゴミ箱の微妙のズレとか、自販機の上の2つの街灯は左がちょっとひん曲がっているところとか。

個々のエレメントが統合を指向すると同時に、ズレも指向しているのです。

有楽町・新橋間のガード下です。ガードは設計者によってシンメトリックに作られていますが、長い時間が経過するとともにサビや汚れでズレが生じています。それと呼吸を合わすように、自販機やパイロンもシンメトリックに設置されながらも、微妙にズレている。経年の歪みと“無意即妙”のずらし。そこが何とも粋というか。自販機自体は美しくなくても、設置の仕方で美が発現するとでもいいましょうか。こういうの好きだな〜。
text & photo by Keiichiro Fujisaki

# by cabanon | 2010-01-31 11:45 | Comments(3)
 
更新される第三項
本日、和光大で第三項の話をした。その中で太極図がなぜ第三項につながるか。その話をし忘れた。Twitterでつぶやこうとしたら、長文になったので、こちらでつぶやく(だからいつもとちょっと文体が違う)。

太極図は、陰と陽が動的に均衡を保つのを示した図。陰陽は共存するもの。対立して弁証法的に高次の発展を遂げるわけではない。

常に動いているというのが、この均衡の大前提。もし静止していたらとてもバランスが悪いものでも、流れの中では均衡を保つことができる。つまり、同じ力の二項でもその均衡点は中央にあるとは限らない。極端にどちらかに振れている場合もある。

時代とともに、制約とニーズは常に変わる。問題解決のために同じ方程式を使っても、わずかな初期値が結果を大幅に変えることがある。その時その場所に最も有効と思われる均衡点を打つ作業が「第三項」を探すこと。

流れを見極め、二項の間に常に新鮮な答えがあると確信し、それを熱心に探し出す姿勢が必要となる。最強の矛が勝つか、最強の矛が勝つか。戦いが一発で決着がつく一回限りのものでなく、永遠に続くものであるとすれば、そこに「矛盾」は存在しなくなる。盾を半分貫いたが矛も傷ついた、といったグレーゾーンの状態が繰り返される。優勢劣勢は交互に入れ替わる。無限の戦いは宇宙の舞いとなり、それ自体が美しい。答えは常に更新され、有って無きものが如し。

デザインがパパネックが言うように秩序を求める作業だとすると、僕は答えの在処の有為転変にデザインの面白さを感じている。

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本ブログでの第三項に関連する記事は、こことかこことかここ
text & photo by Keiichiro Fujisaki

# by cabanon | 2009-11-13 21:12 | 二項対立 | Comments(0)
 
適正価格の空洞化──「ふつう」の背景
11月6日に産経新聞関西版夕刊に寄稿した記事「適正価格の空洞化」を少しばかり加筆してアップします。

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40年前の1969年、ラーメンは80円だった。では、今ラーメンの値段はいくらかと問われればちょっと答えに困る。総務省統計局の東京都区部での調査では588円。しかし300〜400円台で食べられる大手チェーンもある。名の知られたラーメン専門店なら500円台で食べられれば安い。700円台でも高いと思わない。価格が二極化して、適正価格が空洞化しはじめている。

同じことは、そばやコーヒーにも衣料品にもいえる。1969年コーヒー1杯100円だが、今はスタバで飲むか、マックで飲むか、街角の喫茶店で飲むかで、しゃれたカフェで飲むかで、値段が違う。街角の喫茶店の数が減ってきている。どこで飲むかかどこで買うかによって適正価格が左右されて、平均的な価格で商売するふつうのお店が街から少しずつ消えつつある。

ドン・キホーテが10月14日、690円のジーンズを売り出した。買いに行ったが店頭にない。5日間で3万本が完売になったという。結局、近所のダイエーで買った880円のジーンズを買ったが、はき心地は悪くない。細かく言うと通気性が少し気になるが、言うほどのことはない。ブランドを示すタグや特長あるステッチが皆無なので、普段着にするにはちょうどよい。

で、880円のダイエーのジーンズに、ユニクロの長袖Tシャツ、ダイソーの100円の五本指靴下で原稿を書いている。いま身に着けているもので一番高いのは1500円のブリーフである。

現在進行する価格の二極化は、品質の二極化ではない。逆に「安かろう、悪かろう」が減ってきたから、価格が二極化しているのだ。

高額なモノにはワケがある。吟味された材料を使って手間をかけて作っている。だから高い。ワケを納得した上で、人は高いモノを買う。最近の「安くてもけっこうイケるモノ」には、ワケの見えないものが多い。モノの値段の背景には、グローバルな経済システムやブランディング戦略などの複雑なカラクリがある。

投機家が原油価格を乱高下させれば、モノの値段に反映される。どれだけ手間をかけて作っているかより、どの国で作っているかが価格を決める鍵となる。同じ工場の製品でも、企業の物流コスト削減努力で値段が変わる。モノの価値はモノづくりからかけ離れる。マクドナルドの期間&時間限定で行った0円のコーヒーには、コーヒー豆を収穫する貧しい労働者の記憶はこれっぽっちも残っていない。

無印良品が誕生した頃の広告コピーは「わけあって、安い」であった。1980年代の無印良品にはパッケージに安さのワケが書かれていた。たとえば紙皿には「ラミネート加工を省いたからお安くなりました」とあった。メーカーよりも消費者に近い流通側の視点から「素材」「生産工程」「パッケージ」を徹底的に見直し、良い品が安い価格で提供できるワケを消費者に正直に伝えていた。現在の無印良品は「安さ」より「良品」であることを売りにしていたため、一部に良さのワケを書いたパッケージはあっても、安さのワケの記述は消えている。

消費者に近い流通側が価格をデザインするという潮流は大きな流れとなって今も続くが、もし現在のディスカウントショップが価格のワケを正直にパッケージに書きはじめたら、消費者はドン引きするかもしれない。「倒産した会社の倉庫に眠っていた在庫を引きとってきました」「中国の工場で日給○○円の従業員が作りました」……。

安価なモノからはモノづくりが切り離される。逆に高額なモノは、デザイナーの名前が強調されたり、こだわりのモノづくりが神話のように語られる。産業の空洞化が価格の二極化を招く。

次に起こることは、空洞化された適正価格をデザインする動きだろう。本来「適正」や「スタンダード」や「ふつう」という価値基準は自然に生まれるものであって、誰かが提案するものではない。お手頃価格やお値打ち感は、もはや需要と供給のバランスや主婦の金銭感覚から生まれず、誰かが「ふつう」という共同幻想を操作した結果から生まれる。

適正価格が見えなくなり、何を買ったら「ふつうの生活」かも分からなって、コレを買えば「ふつう」だとか、ここに来れば「ふつう」という商品やサービスが現れる。デザイナーやトレンドを作る人たちが「ふつうがいいよね」と語りはじめた時は要注意である。その「ふつう」は世界の窮状を全く見えないように住み心地よくデザインされた「ふつう」である可能性があるからだ。

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本稿は、本ブログ08年1月8日のこのエントリーを発展させたものです。
text & photo by Keiichiro Fujisaki

# by cabanon | 2009-11-09 18:58 | お気に入りの過去記事 | Comments(17)
 
twitterやってます
twitter、はじめてます。
http://twitter.com/fujisaki_k
いや、実は、夏頃からやってたんです。誰にも知らせず、思いつきのハンドルネームに使い、フォローもせず、原稿のメモや一人つぶやきに使ってたんですが、先月iPhoneを買い、そろそろtwitterの醍醐味を味わいたいと、本名で書きます。「なう」と書かないtwitterを目指します。ブログ同様、更新がパタリと止まるときがありそうですが、書いているとアクティビティの密度が向上するので、しっかり続けていきたいと思ってます。気分はこの曲ですね(YouTubeへ)
text & photo by Keiichiro Fujisaki

# by cabanon | 2009-11-03 20:10 | Comments(0)
 
エコエコ東京モーターショー09
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日本の不況がどれほど深刻なものか。それを知るには東京モーターショーに行くのが一番です(一般公開は10/24〜11/4)。朝日新聞が “しぼむ「東京」” なんて見出しを掲げ、不況の中「しぼむ」なんて意気消沈させる言葉は使わないほうがいいのに、と思ったのですが、行ってみると、えっこんなに縮小しちゃったの!?って驚くぐらいしぼんでました。

海外主要メーカーの展示がないことは最初から知っていたので驚きませんでしたが、駅から言って手前側の展示場は使われておらず、展示ブースも経費節減の煽りをうけて地味なものに。二階建て大型ブースなんてありません。

スズキやホンダはバイクとクルマが同じブースに。カワサキに至っては不参加。で、コンパニオンの数も少ない。プレスデーだったから数を減らしていたのかもしれませんが、あの数のままならカメラ小僧たちはかわいそうです。

前回に引き続き千葉の幼稚園児の描いたクルマの絵の展示をやってましたが、今回はその展示がまるで穴埋めのようにいい場所にあって目立ちます。

お祭りなんだからもっとカネをかけろ、って声を大にして言いたいです。子どもの絵が目立ってどうすんの。海外メーカーが不参加だからって、国内メーカーが横並びでお祭りにかける費用を減らすから祝祭感が薄れる。ショーというのは、カラ元気でもいいから、みんなが張り切るところです。

肝心なクルマの展示は、プレミアムカーがほとんど見あたりませんでした。目立っていたのは新発表のレクサスのスポーツカー「LFA」くらいでしょう。ドイツやイタリアの主要メーカーが出展していないせいもあり、お金持ちがステータスを買うクルマをプレゼンテーションする場ではなくなっていました。(ちなみにトヨタのブースでは、ミラノサローネで展示された透明レクサスが見られます。ミラノの展示の時より近くで見られるので、お得です)

やはり主役はエコです。環境技術についてメーカーの人にけっこうじっくり話を聞けたので、僕としてはこのモーターショーをかなり楽しめました。適当にしぼんでたほうが意外と未来がはっきり見えたりするんです。バイワイヤーがどうしただの、電源コードはどこにあるのが適切だとか、ハイブリッド車の形状の類似性についてとか、いろいろ勉強してきました。

次はEV(電気自動車)かもって予感があります。地方のコンビニの駐車場が必要以上に広いのは、もしかして電気ステーションをつくるため、とか勘繰ってしまいました。ハイブリッドは落ち着いてしまった感があります。燃料電池車は、推進団体の担当者に話を聞いてもノリがいまひとつ。「2015年までに国が本腰を入れてくれないとね」って感じでした。

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三菱のブースを見ていて、エコカーはナンバープレートを空色にすればいいって思いました。若草色でもいいですね。三菱のEV「i-Miev」のボディは軽自動車「i」の流用のため、企業が採用している「iMiev」はデカデカと「Electric」とか「電気自動車」とボディに書いてあったりします。日産の「リーフ」だって街を走れば、ガソリン車と見た目は変わりません。

地方に行くと、軽自動車を示す黄色いナンバーがたくさん走っています。黄色ナンバーが走る街から空色ナンバーの街にする。それを地域ぐるみで普及に取り組むんです。地方自治体が競い合って空色のナンバーの町を目指す。いいと思いませんか。

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日産の小型EV「ランドグライダー」。前後に二人乗り。ふつうのクルマのボディに長体をかけたようなデザインです。カーブで車体が横に傾きます。走りの楽しみも追求したコンセプトEV。

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日産のEV「リーフ」。来年後半発売だとか。普及を目指した価格設定でくるとのこと。電池はリース。

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トヨタのコンセプトEV「FT-EVⅡ」。一人乗りEV「i-REAL」で培った技術を小型車「iQ」と同等の“3+1人乗り”の乗用車に。バイワイヤーの操作系で、インパネを無くし、ドライバーの前方に広い空間が生まれる。

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ホンダのU3-X。横や斜めに動くのが実にユニーク。横への動きはタイヤに秘密ありとのこと。アシモの制御技術も応用したとのことですが、逆にアシモにこれをつけたら面白いかも。(YouTubeへ)

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マツダの「清」。「きよら」と読むけど、ついつい「きよし」と読んでしまいます。水の流れをイメージしたとか。マツダのコンセプトカーは我が道を行く感があって毎回大好きです。今年はエコの時流に合わせたのかコンパクトカーの提案でしたが、それでもモーター・スカラプチャーであることは変わっていません。

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実は一番気に入ったのは、エコカーでなく、このダイハツのコンセプトカー「basket」。4人乗れる4駆の軽トラ。日本の田舎はクルマが風景を壊してます。こういうのが田舎の風景を変えてくれると思います。

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韓国のCT&T。ゴルフカート製造から始まった電気自動車メーカー。ここのコンパニオンが一番元気でした。

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コンパニオンの経費節減のやり方が間違っています。ダイハツのブースにて。

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ホンダさん、これは誰に対しての問いなのですか。出すなら出してください。
text & photo by Keiichiro Fujisaki

# by cabanon | 2009-10-23 06:51 | Comments(2)


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Profile
藤崎圭一郎
Keiichiro Fujisaki
デザイン評論家。編集者。1963年生まれ。1990〜92年『デザインの現場』編集長を務める。1993年より独立。雑誌や新聞にデザイン、建築に関する記事を執筆。東京藝術大学美術学部デザイン科教授。

ライフワークは「デザインを言葉でいかに表現するか」「メディアプロトタイピング」「創造的覚醒」

著書に広告デザイン会社DRAFTの活動をまとめた『デザインするな』

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