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藤崎圭一郎のブログ。「デザインと言葉の関係」を考えます。

by cabanon
 
デザ現のお仕事
デザ現のお仕事_d0039955_13191660.jpg本日発売の『デザインの現場』2月号でたくさん仕事しています。まずは特集「デザインを読む! ブックガイド300」の最初の6ページで世界デザイン史の本を64冊紹介してます。1冊50字という最小限解説に挑戦しました。「必読」とか「良書」とか常套句が多い文章になりましたが、微妙に辛口コメントも入れてます。64冊のうち9割は我が家の書棚にある本です。カメラマンに来てもらって我が家のリビングで撮影しました。

特集内の別のページでは、アレクセイ・ブロドヴィッチの作品集に関する記事も書いてます。

特集とは別に、五十嵐威暢さんのインタビュー記事も執筆しました。グラフィックデザイナーから彫刻家に転身した五十嵐さんの思いをうまく引き出せたと思っています。五十嵐さんの考えるアートとデザインの違い。なぜ彼は50歳の時デザイン事務所をたたんで、彫刻家としてアートの道を選んだのか。デザインにできなくてアートにできることって何なのか? そんな話です。

僕自身はかつてこのブログにも書いたように、アートとデザインを対立させて考えるのは不毛だと思っています。しかし、五十嵐さんはそう考えていません。

世界的に著名なデザイナーとしてサントリーの旧CIやMoMAのカレンダーなどを大きな仕事をこなしてきた先達が語る「デザインの限界」を、僕は否定することはできません。五十嵐さんの語るアートとデザインの違いは、デザイナーと名乗る時とアーティストと名乗る時の仕事への取り組む姿勢の違いだと僕は解釈しています。デザイナーの解答は常にクライアントに対して完璧なプランニングでないといけないのですから。

自画自賛ですが、いいインタビューです。『d』でナガオカさんのことを書いた以来の出来。写真も撮ってますので、ぜひご覧下さい。
デザ現のお仕事_d0039955_14355123.jpg
五十嵐さんの彫刻作品、愛称ニョキニョキ。
北海道・滝川市・一の坂西公園

text & photo by Keiichiro Fujisaki

by cabanon | 2006-01-27 13:37
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Profile
藤崎圭一郎
Keiichiro Fujisaki
デザイン評論家。編集者。1963年生まれ。1990〜92年『デザインの現場』編集長を務める。1993年より独立。雑誌や新聞にデザイン、建築に関する記事を執筆。東京藝術大学美術学部デザイン科教授。

ライフワークは「デザインを言葉でいかに表現するか」「メディアプロトタイピング」「創造的覚醒」

著書に広告デザイン会社DRAFTの活動をまとめた『デザインするな』

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